カナダの首相ってどんな人?ジャスティン・トルドー大解剖

      2016/04/01

 

こんにちは。CanadaLifeMagazineの木村 拓哉(@Takuya_CLM)です。

 

先日、僕もブロガーとして参加をさせていただいている「ハフィントンポスト日本版」がこんなツイートをしました。

このハッシュタグを付けてツイートをすれば、もしかしたらジャスティン・トルドーが質問に答えてくれるかもしれないのです!残念ながら、いつこの生放送があるのかというのはまだ分からないものの、カナダに住む日本人としてはすごく内容が気になります。

 

さて、日本でも「カナダのイケメン首相」と、何かと話題になっているジャスティン・トルドー。ただ、「顔がイケメンというのはよく聞くけど、どんな人なのかよく知らない」という方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、今日の記事ではそんな彼を大解剖してみたいと思います。

 

スポーツ万能のイケメン首相

2015年11月4日から首相になったジャスティン・トルドー。彼は大のスポーツ好きとして知られています。ボクシングが長年の趣味で、2012年には”Fight for Cure”という、がん撲滅のチャリティーマッチに出場し勝利を収めました。

ちなみに彼の政界進出は2006年なので、この時にはもう既にバリバリの政治家だったわけです。しかもこの試合が行われたのは、彼がカナダ自由党の党首になる1年前。つまりこの試合では、合法的に政治家を殴り飛ばすことができたわけですね。

 

ボクシングの他にも、多彩なスポーツの趣味をもっていて、バンジージャンプやスノーボーディングのコーチ資格も保有しています。ちなみに彼は3人兄弟の長男で、兄弟そろってスポーツ好きだったと言われています。

ただ、末っ子のミシェル・トルドーが23歳の時、スキー中の雪崩事故で命を落としてしまいます。それがきっかけで、ジャスティンは冬季の安全に関わる社会運動を始めます。彼が27歳の時でした。そしてその活動を機に、徐々に公の活動に参画するようになった彼は、上述したように2006年に政界進出することになったのです。

 

また、ボクシングのおかげでスポーツ万能のイメージが強いジャスティン・トルドーですが、実はむかし教師だったという意外な一面も持っています。彼は大学で英文学に加えて教育学を学び、ブリティッシュコロンビア州で数年間教鞭をとっていました。

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偉大な父と「かわいい坊や」

ジャスティン・トルドーの父は「戦後カナダの父」と呼ばれるピエール・トルドー。名首相として知られ、首相としての任期は16年という長期に渡りました。笑った顔がジャスティンによく似てますよね。

 

話は少しそれますが、「僕が実践した、たった一つの英語勉強法」という記事で紹介したドラマ「Friends」の中でチャンドラー役を演じているのは、この写真の真中、マシュー・ペリーという俳優です。そしてなんと彼のお母さんはこのピエール・トルドーの秘書だったそうです。

 

ところで、カナダの空港に着くと真っ先に目に入るのが、英語とフランス語の両方で書かれた「カナダにようこそ!」という文字。公用語が二か国語であるカナダならではですよね。

実はカナダの公用語を二か国語にしたのは、他でもないこのピエール・トルドー。そう、彼こそが現在の多文化国家カナダの礎なのです。それだけではなく、カナダの、イギリス自治領としての歴史を終わらせた新憲法の制定も、彼が在任中の1982年ことでした。

 

この他にも、中国との国交回復など数々の功績を残しました。それらの華々しい功績により、2004年にはモントリオール空港が改名をし、彼の名を冠した「モントリオール・トルドー空港」となりました。

そんな偉大な父を持つジャスティンは、選挙戦では「かわいい坊や」と揶揄されるなど、2世ならではの苦労を味わいます。しかし、父から受け継いだ多文化主義やリベラルな政策が国民に受け入れられ、ついに首相として就任をしたというわけです。

 

首相に就任後、彼が閣僚メンバーを発表した際、その男女の数が同じだったことが話題になりました。記者会見でその理由を聞かれると、彼はこう言いました。

Because it’s 2015.

2015年だから。

「もう時代も2015年なんだから、当然でしょう。」とすぐさま答えられたのは、彼が父ピエール・トルドーの血を受け継いでいるからなのかもしれません。ちなみにこの閣僚メンバーは男女の数だけではなく、インド移民1世の男性や原住民の女性を採用したりなど、カナダならではの多様性を持った構成としても話題になりました。

 

父を超える名首相へ

さて、そんな偉大な父を持つジャスティン・トルドーの政策はこのようなものです。

  • インフラの建て直しへの政府支出を増大させることによって、経済を刺激する
  • 富裕層への増税と、中間層への減税
  • 大麻を合法化し、ルール作りをしっかりと行うことで、非合法な大麻の使用を抑制する。
  • 外交政策の大幅な見直し(イスラム国への爆撃作戦からの撤退など)

 

このような、前政権からの大幅な路線変更や、お父さんのようなリベラル志向の政策に注目が集まっているジャスティン・トルドー。
果たして、彼が単なる「イケメン首相」ではなく、「父を超えた名首相」と言われる日は来るのでしょうか?

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1991年愛知県生まれ。カナダを拠点にフリーライター/翻訳家として活動。大学在学中にはUniversity of Wisconsin, Madisonにて交換留学生として経営学を学ぶ。日本で証券マンとして3年間働いたのちにライターになったという、異色の経歴の持ち主。個人ブログ「TakuyaKimura」では、働き方、スタートアップ、テクノロジー、WEBアプリの4分野について執筆。

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